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こいのぼり

 青空に元気に泳ぐ「鯉のぼり」は江戸時代中期に原型ができたと言われています。端午の節句に飾られ、日本の風物詩になっています。

 伝統的な鯉のぼりを作るとなると、一つ一つに意味があり、うろこの数も決まっているなど数々の約束事があります。また地域によっても違いがあります。
 鯉のぼりの色も、現在は黒・赤・青が一般的ですが、黒一色の時代もありました。

 今回は、伝統にこだわらず、好きな色の用紙で作ります。お好みの用紙でオリジナルの鯉のぼりを楽しんでください。また紙ではなく布を貼っても、個性的な作品が出来上がります。

 ハサミやカッターを使う際は十分ご注意ください。

用意する物

台紙

  • 色模造紙 水色 1/2枚

吹流し・棒(ポール)

  • 色画用紙 A4サイズ 
    赤・青・黄・白・紫(黒)・茶 
    各1枚

鯉のぼり・ポール先端の飾り

  • 折り紙 15cm×15cm 
    (お好きな色) 18枚

あやめ

  • 折り紙 15cm×15cm 
    (紫や緑色) 12枚

その他

  • コンパス、のり、両面テープ、ハサミ

型紙

印刷してご利用ください。

作り方

印刷してご利用ください。

作り方

【1】鯉のぼりを立てる棒(ポール)と、先端の飾りを作ります。

 棒(ポール)は、まず茶色の色画用紙を6cm幅に切ります。それを三つ折りして厚みを出し、約60cmになるように繋げます。

 先端の飾りは、折り紙に直径13cmの円を描き、1.5cm幅の輪になるように切り抜きます。さらに1.5cm×11cmの長方形の折り紙を3枚用意し、図のように貼ります。

【2】吹流しを作ります。

①色画用紙を4cm幅に切り、38cmになるようにつなげ5本用意します。
色はできれば、赤・青・黄・白・紫(黒)がいいでしょう。

②5枚を貼り合わせます。

【3】赤色をベースにした鯉のぼりを作ります。

①赤い折り紙を10cm×21cm幅になるように貼り合わせ、鯉のぼりの胴体になる部分を作ります。

②うろこにする、好きな折り紙を用意します。

③鯉のぼりの、顔と尾の部分の型紙をプリントアウトします。

④直径3cm程度の円を切り抜きます(55~60枚程度)。
うろこの大きさは正確に測らなくても美しく仕上がります。ペットボトルのキャップ(約3cm)などで、丸の形をとると簡単です。

⑤尾にあたる部分から、重ねて貼っていきます。

⑥うろこを全部貼り終わったら、型紙から切り抜いた頭と尾の部分を貼り付けます。

【4】同様に、黒色をベースにした鯉のぼりを作ります。

 作り方は【3】を参照してください。

【5】同様に、黄色をベースにしたサイズが小さい鯉のぼりを作ります。

①黄色い折り紙を7.5cm×16cm幅になるように貼り合わせ、鯉のぼりの胴体になる部分を作ります。

②直径2cm程度の円を切り抜きます(50枚程度)。

③作り方は【3】を参照してください。

【6】あやめの花と葉を作ります。

①材料の折り紙を用意します。

②あやめの花を折ります。葉の部分は好きなように切ってください。

【7】全体のバランスを見ながら、台紙の上に貼ります。

①棒(ポール)に、吹流し、鯉のぼりを貼り、紐を書きます。
鯉のぼりは、均等に貼りますと勢いが感じられませんので、風が吹いていることをイメージしながら貼るといいでしょう。

②足元に、あやめの花と葉をバランス良く貼れば出来上がりです。

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