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事例2 お金を切り口に公的介護保険を見てみると(1/4)

 原田孝子さんは息子家族と一緒に住んでいます。自宅で転倒し、大腿骨頸部を骨折し公的介護保険の要介護認定を受けることになりました。息子の浩介さんが調べてみると、公的介護保険は住んでいる地域やサービスの種類によって金額が違うことがわかりました。

原田孝子さんの家庭状況

原田孝子さんの場合

プロフィール

年齢 81歳
要介護度 要介護2
家族 【同居】
浩介さん(長男)52歳、
およびその妻、子ども2人
介護場所 自宅(東京都港区)

家族の経済状況

月収
(内訳)
合計 約61万円
孝子さん 約11万円
(遺族年金+国民年金)
浩介さん 約50万円
預貯金
(内訳)
合計 1,200万円
孝子さん 400万円
浩介さん 800万円
資金 自宅(土地・建物)
時価3,000万円

※登場人物はすべて仮名です。

初めて公的介護保険を
利用することになった

 原田孝子さんは10年前に夫を亡くしてから、息子の浩介さん一家と東京都港区で暮らしています。
 孝子さんは、とても社交的で、友人とカラオケに行ったり、絵手紙教室に通ったりしていましたが、ある日、雨の庭で滑り大腿骨頸部を骨折して入院。リハビリを終えて退院するとき、要介護認定を申請するように病院で勧められました。

 浩介さんにとって公的介護保険を利用するのは初めてで、わからないことばかりです。区役所に相談に行くと、高齢者支援課の介護認定係に案内され、書類を渡されました。「要介護認定」を申請し、訪問調査の結果、要介護2という認定結果が届きました。

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