高額介護サービス費支給制度

公的介護保険を利用し、自己負担1割の合計の額が、同じ月に一定の上限を超えたとき、申請をすると「高額介護サービス費」として払い戻される制度があります。
これは、国の制度に基づき各市区町村が実施するもので、お住まいの市区町村によって条件や金額が異なります。

通常は、老齢福祉年金受給の方や生活保護を受給している人は上限も低く設定されるなど、個人の所得や世帯の所得に対して上限が異なります。

ここでは東京都新宿区の制度を例にあげて見てみます。

段階は下表の通り、4段階です。
第1段階、第2段階に該当する方は世帯の合算はできませんが、第3、第4段階に該当する方は世帯で合算して申請ができます。
この高額介護サービスの対象には、老人ホームなどの居住費や食費、差額ベッド代、生活費などを含むことはできません。また、在宅で介護サービスを受けている場合の福祉用具の購入費や住宅改修費などについても高額介護サービス費の支給対象とはなりませんので注意が必要です。

070_01.jpg

【例1(世帯合算なし)】
自己負担上限額15,000円の単身高齢者が、1カ月に19,480円を負担した場合
        19,480ー15,000=4,480円
が高額介護サービス費として戻ります。

【例2(世帯合算あり)】
自己負担上限24,600円の世帯で、1カ月に夫が30,000円、妻が20,000円負担した場合
      夫
      (30,000+20,000-24,600)×30,000/(30,000+20,000)=15,240
      妻
      (20,000+30,000-24,600)×20,000/(30,000+20,000)=10,160

      夫15,240円、妻10,160円がそれぞれ戻ります。

1/4 次へ>

MY介護の広場トップ >  介護とお金 >  介護費用 知識編 >  費用が軽減できる公共の制度 >  高額介護サービス費支給制度