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相続は、備えあれば憂いなし(1/9)

2015年4月10日

とても身近になった相続税

 「相続」というと自分には関係ないと思う方も少なくないと思います。しかし、実はとても身近になってきたということをご存知でしょうか?

 というのも、2015年1月に相続税法が改正され、相続税の基礎控除額が4割も少なくなったのです。その分、相続税のかかる課税対象額が大きくなってしまったということです。

 例えば、ご主人が亡くなって、法定相続人が奥様とお子様2人の計3人の場合の基礎控除額は、次のようになります。

法定相続人が奥様とお子様2人の計3人の場合の基礎控除額

 つまりこのケースだと以前は、相続財産の評価額が8,000万円以内であればかからなかった相続税がかかるようになったということなのです。相続財産のなかで占める割合が高いのが不動産であり、一般的に評価額が高いのが土地です。小規模宅地等の評価減の特例を使えればかなり評価額が下がりますが、仮に土地の評価が3,000万円としても、土地以外に建物、預貯金、株や投資信託などの有価証券類をお持ちであれば、基礎控除額を超えてしまうご家庭は意外とたくさんありそうです。

 そうです。今まででしたら相続税がかからないご家庭でも相続税がかかる時代になったということです!他人事ではありません!

 2015年の改正をひとことで言うと、「相続税は増税、贈与税は減税」です。「教育資金の一括贈与の特例」「結婚・子育て資金の一括贈与の特例」がありますので、「贈与税」の特例を上手に活用することも相続税対策となります。

もっと知りたい方は「相続と税金」へ

執筆者プロフィール

高伊 茂

高伊 茂/たかい しげる

高伊FP事務所 代表
ファイナンシャル・プランナー(CFP®/1級ファイナンシャル・プランニング技能士)/社会保険労務士/1級DCプランナー
帝京大学 非常勤講師/NPO法人 ら・し・さ 理事

著書
「FP知識シリーズ 相続・贈与編」(セールス手帖社保険FPS研究所)
「終活のリアル~どうしてあの人はエンディングノートを書くのか」(金融財政事情研究会)(共著)

【参考】相続の準備に生命保険を活用

明治安田生命サイト エブリバディ10 明治安田生命サイト エブリバディ10

※明治安田生命が運営するサイトに移動します。

ちょっと知りたい。生命保険に関わる税金のこと

※明治安田生命が運営するサイトに移動します。

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