MY介護の広場トップ >  一般のみなさま >  健康と医療 >  病気と介護 >  認知症の介護の留意点

認知症の介護の留意点

認知症の介護の留意点

 一番のポイントは、認知症という病気を持って生きる人の思いを知ることです。認知症の初期の段階では、もの忘れなどによって日々の生活が思うようにいかないことを繰り返し経験し、不安な日々を過ごすことになるでしょう。人によってはすっかり気持ちが沈みこんでうつ状態になったり、探し物がなかなかみつからないと「誰かが盗んだのではないか」と被害的になったりする方もいます。そのような不安のなかで日々暮らしている人の気持ちを周囲が理解することがとても重要です。「少しぐらいもの忘れがあっても、お互いに支え合えば安心して暮らしていくことができる」と実感できるような雰囲気づくり、環境づくりが介護のポイントです。

 環境づくりで大切なことは、薬の管理、金銭の管理、交通機関を利用しての外出など、手段的日常生活動作の支障をサポートできる体制をつくることです。お薬は1回分ずつ小分けにしたり(一包化)、服薬したことが自分でもわかるように仕切り箱を用意したり、その都度声をかけてあげたりします。金銭については、小さな額は本人管理、大きな額は家族がサポートして銀行預金。遠方への外出や通院などには誰かが何気なく付き添ってあげます。このようなサポートは家族的支援と呼ばれることがありますが、ひとり暮らしの場合、このようなサポートをどうするか地域のなかで考えていく必要があります。

 認知症が進行すると、食事、着替え、入浴、トイレなどにも介助を要するようになります。どうすれば気持ちよく身の回りのお世話をすることができるか、介護支援専門員と相談したり、家族の会に参加して経験者の話を聞いたりします。介護をしている方同士で、お互いの経験、耳より情報、感じたことなどについて、気軽に話すことができるネットワークを作っておくことが大切です。

あなたにおすすめのコンテンツ

介護Q&A
認知症ともの忘れの違いは?認知症のお年寄りと接する際の注意点は?など。
認知症のことを知ろう
認知症研究第一線の研究者と在宅医療の現場にたつ医師の講演をダイジェストでご紹介。

MY介護の広場トップ >  一般のみなさま >  健康と医療 >  病気と介護 >  認知症の介護の留意点