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2.ご本人の気持ちを中心に考えてあげましょう

指導・監修:渡辺俊之(渡辺医院院長・精神科医)

 信頼して、安心できる穏やかな人間関係を続けていくには、お互いのことをよく理解していることが基本です。これは親子関係や、介護関係においても同じこと。
 「どういうふうに接すると、その人が穏やかな心で過ごしてくれるのか」そんな目で、相手の心模様や体調の変化などを見つめていると、たくさんのことがキャッチできます。
 子育てもそうですね。こうして相手のペースや気持ちを中心にして考える「パーソンセンタード・ケア」こそが、体や心の問題の早期発見にもつながります。

お一人おひとり個性が違うことを
認めて接しましょう

ドクターズアドバイス
患者さんを診るときは、「なぜ、この人は○○なんだろう」と性格や
個性の根っこを探しながら、いろいろ聞いてみます。
自然に話を傾聴する心構えになりますから、得られる情報も多くなります。
家族とお年寄りとのコミュニケーションでも、
こんなやりとりが大切なのではないでしょうか。
(精神科医・渡辺俊之)

元気な心でいてもらうには...

 社会とのかかわりが希薄になるに伴って、お年寄りの心は内向きになりがちです。
 新たな生きがいをもち、心を外に向けて暮らしていくために、家族ができることを考えてみましょう。

生活環境を見直す

住まいの身体的負担を減らす工夫で、外出しやすい環境づくりを。

友人関係を広げてもらう

趣味を通して新しい人と出合ったり、旧友と交流したり、
友人関係を広げられるようなサポートを。

家族の中に役割をつくる

孫の世話や留守番など、ささいなことでもよいのです。
大切なのは「家族がお年寄りを必要としている」というメッセージです。

創作活動を行ってもらう

料理、絵画、俳句...etc.何かを生みだす作業が元気を保つもと。
サークル活動などでお互いに誉め合う体験を。

話し上手になってもらう

コミュニケーションを深めるには、自分の人生を話せる時間が大切。
そのために、家族は「聞き上手」になりましょう。

スキンシップを大切にする

スキンシップは愛情とエネルギーの供給。
気軽に握手をしたり、肩をもんであげたり、スキンシップを。

体を動かしてもらう

散歩や体操など、できる範囲で体を動かすようにすすめましょう。

社会や人とのつながりが、
生きがいのもと。
心もハツラツとしてきます。


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