献立 No.79 もちあわ入り野菜スープ
<流動食・きざみ食>
噛む力が弱い人、飲み込む力が弱っている人には、食べ物を一工夫して食べやすくする必要があります。そのために「きざむ」「つぶす」「スープ状にする」など食べ物の大きさを変えるのも一つの方法でしょう。また、「トロミをつける」「卵とじにする」「マヨネーズ和えにする」など調理の工夫もいろいろあります。
しかし、食べやすくなる反面、どんな料理かわからなくなり、食欲がなくなることもあります。ここでは、食べやすいと同時に食欲がわくような、見た目にも美味しそうな料理を紹介いたします。
今回のメニューは雑穀の「もちあわ」を加えて、スープにボリュームをもたせます。野菜は柔らかく煮ているので、食欲のないときにも食べやすいでしょう。
材 料(約2杯分)
玉ネギ(小)...1/4個
ニンジン...2cm
本シメジ...1/4パック
オリーブオイル...少々
塩...少々
昆布だし汁...2カップ
ジャガイモ...1個
もちあわ...大さじ2杯
ブロッコリー...適宜
味噌...大さじ1~1杯半
下準備
1.
玉ネギ、ニンジン、本シメジは粗いみじん切りにします。
2.
ジャガイモは皮をむき、1cm角に切り、さっと水にさらします。
3.
もちあわは目の細かいザルで洗います。
4.
ブロッコリーは小さくほぐします。
作り方
1.
鍋にオリーブオイルを入れ、玉ネギ、ニンジン、本シメジにひとつまみの塩を加え弱火でじっくり炒めます。
2.
だし汁とジャガイモを入れ煮ます。
3.
ジャガイモがやわらかくなったら、もちあわを加え、ふたをして、弱火で10分煮ます。
4.
ブロッコリーと味噌大さじ1杯を加え5分ほど煮ます。火を止め、ふたをしたまま10分ほど蒸らします。味を見て、足りなければ残りの味噌を加えます。
レシピ・プラス・ワン
1.
野菜は食べる人に合わせてみじん切りの大きさを変えてください。それでも食べにくいようならば最後にミキサーにかけてもいいでしょう。
2.
炒めるときに塩を加えることで、野菜の甘味が引き出されます。
3.
味噌は種類により、塩分が異なるので大さじ1杯から加えて様子をみてください。
4.
ブロッコリーは彩りで加えました。冷蔵庫にある野菜で工夫してください。
5.
最後に蒸らすことで野菜ともちあわがより柔らかくなり、とろみがつきます。
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