介護度タイプ別メニュー 献立 No.5 カラフル炒飯
A.【高齢食】
B.【きざみ食】
C.【半流動食】
材 料
A.【高齢食】(2人分)
ご飯...200g
長ネギ...1/4本
しょうが...1片
卵...1個
ツナ(缶詰)...小1缶
トマト(小)...1個
ナス...1/2本
レタス...1/4個
塩、しょうゆ...適量
油...適量
B.【きざみ食】(1人分)
Aの材料の半量
スープ...100cc
片栗粉...適量
C.【半流動食】(1人分)
ご飯...70g
しょうが...少々
ツナ(缶詰)...小1/4缶
トマト(小)...1/2個
ナス...1/4本
パセリみじん切り...少々
スープ...100cc
塩、サラダ油...適量
レシピ・プラス・ワン
1.
Bの作り方は途中までAと同じになります。Cは作り方が最初から違います。
2.
ここで使うスープは固形スープの素1個分を3カップのお湯でといた割合のものになります。
3.
Cのご飯の分量は食べる人の体調や食欲に合わせて加減してください。
下準備
1.
ご飯はバットなどに広げて冷ましておきます。
2.
長ネギ、しょうがはみじん切りにします。
3.
トマトとナスは角切りに、レタスは小さくちぎります(B、Cのトマトとナスは皮をむきます)。
A.【高齢食】
噛む力や、消化力が低下し始めた人向きです。ほとんどのものは、家族と一緒に食べることができますが、どんな素材も、できるだけ、やわらかめに仕上げましょう。
作り方
1.
卵2個は溶きほぐします。中華鍋を熱し、油をなじませます。卵を入れてふんわりと炒めて、ご飯を加えます。全体をよく混ぜながら炒め、取り出しておきます。(卵炒飯の状態)
2.
鍋に油を足して、しょうが、長ネギを炒めます(焦げやすいので注意します)。レタス、トマト、ナスを加え炒めます。しんなりして水分がなくなってきたらツナと1を加え、塩、しょうゆ少々で味を調えます。
B.【きざみ食】
噛む力が、かなり衰えてきた人向きです。十分に噛まないまま飲み込むと、消化不良を起こして、病気になる心配があります。食べやすく小さくきざんだりする、工夫が必要です。
作り方
具をあんかけにしていただきます。Aの1を使います。
1.
Aの野菜とツナを炒めたもの(1人分)にスープ100ccを加えます。少し煮て、塩、しょうゆ少々で味をつけて水溶き片栗粉でとろみをつけます。
2.
Aの1のご飯(卵炒飯)にかけます。
C.【半流動食】
飲み下す力が低下し、あごで噛んでも食べ物が口の中に残ってしまう人向きです。ときには食べ物が気管に入ってしまうこともあるかもしれません。とろみをつけて、のどを通るように仕上げるのが基本です。
作り方
ご飯は普段食べているお粥を使ってもよいでしょう。その場合、スープの素を少々加えます。野菜はここではみじん切りにしてありますが、必要に応じてピューレ状にします。きれいに盛り付けて混ぜながら食べます。
1.
ご飯にスープ100ccを加え、軟らかく煮ます。ツナとしょうがのしぼり汁を少々を加え、ミキサーまたはフードプロセッサーにかけてピューレ状にします。鍋にもどし、スープ適量を加え温めなおします(濃度を調節します)。塩で味を調えます。
2.
トマトは皮をむき5mm角に、ナスは皮をむき水にさっと通してそれぞれを軟らかくなるまで電子レンジにかけます(約1分)。ナスは包丁でみじん切りにして、塩少々、サラダ油小さじ1杯を混ぜます。
3.
1のご飯の上に2のトマトとなすを盛り、パセリのみじん切りを散らします。
レシピ・プラス・ワン
1.
電子レンジは500Wのものを使っています。600Wの場合はやや早めに様子を見ます。今回はふたをして使います。
2.
ミキサーにかける場合、粗熱をとってから入れるようにします。
3.
冷めすぎても、熱すぎても食べづらくなります。飲み込みやすいように温度の調節をしてください。また、濃度、ご飯の粒の残り具合などは食べる人に合わせて加減をします。
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