介護度タイプ別メニュー 献立 No.6 タイプ別カツ
A.【高齢食】ロールマスタードカツ
B.【きざみ食】豆腐カツ
C.【半流動食】豆腐カツ丼
A.【高齢食】
B.【きざみ食】
C.【半流動食】
材 料
A.【高齢食】(2人分)
豚薄切り肉...6枚
塩、こしょう...少々
粒マスタード...大さじ1/2杯
小麦粉、卵、パン粉...適量
揚げ油...適量
キャベツの千切り...適量
B.【きざみ食】(1人分)
木綿豆腐...1/2丁
塩、こしょう...少々
海苔...1/2枚
小麦粉、卵、パン粉...適量
揚げ油...適量
キャベツの千切り...適量
トンカツソース...好みで
C.【半流動食】(1人分)
木綿豆腐...1/2丁
塩、こしょう...少々
海苔...1/2枚
小麦粉、卵、パン粉...適量
揚げ油...適量
だし...150cc
しょうゆ、みりん、酒...大さじ1杯
砂糖...小さじ1杯
卵...1個
玉ネギ...1/2個
ご飯...適量
レシピ・プラス・ワン
1.
薄切り肉で作ると柔らかく噛みきりやすいカツができます。牛肉の薄切りで作るとさらに柔らかく仕上がります。
2.
豆腐で作るカツは家族みんなでおいしくいただけます。
3.
Cではやや多めになります。食欲に合わせて豆腐カツの分量を加減してください。
A.【高齢食】
噛む力や、消化力が低下し始めた人向きです。ほとんどのものは、家族と一緒に食べることができますが、どんな素材も、できるだけ、やわらかめに仕上げましょう。
作り方
薄切り肉を巻いて、ボリュームを出します。
1.
豚肉は広げて塩、こしょうをします。粒マスタードを薄く塗り、塗った面を内側にして三つ折りにします。のこりの5枚も同じようにします。
2.
小麦粉、卵、パン粉の順につけて180℃に熱した油で揚げます。
3.
千切りのキャベツを添えます。
B.【きざみ食】
噛む力が、かなり衰えてきた人向きです。十分に噛まないまま飲み込むと、消化不良を起こして、病気になる心配があります。食べやすく小さくきざんだりする、工夫が必要です。
作り方
肉を豆腐に変えて、噛みきりやすく仕上げます。この状態で食べづらい場合は、Cのように煮ることをお勧めします。
1.
豆腐を水切りします。キッチンペーパーなどで包んで耐熱容器において電子レンジに1分30秒~2分程度かけます。4枚に切り、塩、こしょうをし、海苔を4等分にしたもので1個ずつを巻きます。
2.
2~3分おいて、海苔が豆腐になじんできたら小麦粉、卵、パン粉の順につけ180℃に熱した油で揚げます。
3.
千切りのキャベツを添えて、いただきます(生のキャベツが食べづらければ、電子レンジにかけてしんなりさせてもよいでしょう)。
C.【半流動食】
飲み下す力が低下し、あごで噛んでも食べ物が口の中に残ってしまう人向きです。ときには食べ物が気管に入ってしまうこともあるかもしれません。とろみをつけて、のどを通るように仕上げるのが基本です。
作り方
Bのカツを煮ることでさらに食べやすくなります。
1.
鍋にだし150cc、しょうゆ、みりん、酒各大さじ1杯、砂糖小さじ1杯を入れて火にかけ、沸騰したら薄切りにした玉ネギ1/2個分を加えて煮ます。
2.
Bで作った豆腐カツを食べやすい大きさに切っておきます。玉ネギが柔らかく煮えたら豆腐カツを加えてさらに煮ます。卵1個を割りほぐして入れ半熟になったらふたをして火を止めます。
3.
丼にご飯(お粥)を盛って2をのせます。
レシピ・プラス・ワン
1.
Bが食べづらい方はCのように調理することをお勧めします。
2.
また、Cよりさらにやわらかく仕上げたい場合は、だしを多めに用意し(250~300cc)、豆腐カツを細かく切ったものを箸でくずしながら煮ます。玉ネギは飲み込みづらければだしで煮た後に取り除きます(食べなくても香りがうつるのでおいしく仕上がります)。あとはCの作り方と同じになります。
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