介護度タイプ別メニュー 献立 No.8 ほうれん草としめじの白和え
A.【高齢食】
B.【きざみ食】
C.【半流動食】
材 料
好みで野菜のあんを増やしてもよいでしょう。
A.【高齢食】(2人分)
ほうれん草...1/2把
しめじ...1/2パック
【a】
だし...100cc
薄口しょうゆ...小さじ1杯
塩...少々
【和え衣】
木綿豆腐...1/3丁
白練りごま...小さじ1杯
ピーナツバター...小さじ1杯
マヨネーズ...大さじ1杯
薄口しょうゆ...小さじ1杯
塩...少々
B.【きざみ食】(1人分)
Aの材料...半量
サラダ油...適量
C.【半流動食】(1人分)
Aの材料...半量
ゼラチン、水...適量
レシピ・プラス・ワン
1.
B、CはAの材料の半量が必要になります。
2.
衣の固さは豆腐の水分の残り方で変わってきます。食べる人の状態、好みに合わせてだしで調節してください。
3.
BとCでは食べやすいようにほうれん草の葉の部分のみを使います。
A.【高齢食】
噛む力や、消化力が低下し始めた人向きです。ほとんどのものは、家族と一緒に食べることができますが、どんな素材も、できるだけ、やわらかめに仕上げましょう。
作り方
1.
ほうれん草はよく洗ってから熱湯で茹でます。茹であがったら冷水にとって色止めし、水気をしぼって食べやすい大きさに切っておきます。
2.
しめじは小房に分けて食べやすい大きさに切ります。鍋に【a】を入れしめじを煮ます。柔らかくなったらそのまま冷まし、1のほうれん草も入れて味を含ませます。
3.
豆腐はさらし布巾、またはペーパータオルにくるんで器にのせ、電子レンジに約1分かけます。粗熱をとって、布巾を使って水気をしぼります。
4.
3をすり鉢に入れ、和え衣の材料を加えながら、なめらかになるまですります。
5.
しめじとほうれん草の汁気を切って衣で和えます。
B.【きざみ食】
噛む力が、かなり衰えてきた人向きです。十分に噛まないまま飲み込むと、消化不良を起こして、病気になる心配があります。食べやすく小さくきざんだりする、工夫が必要です。
作り方
Aの2と4からほうれん草、しめじ、和え衣を1人分ずつとりだします。
1.
ほうれん草(葉の部分)としめじはきざみます。
2.
すり鉢に和え衣を入れ、サラダ油小さじ1杯、材料を煮ただし適量(大さじ1~2杯)を加えゆるめの衣にします。1を加え全体を軽くすり混ぜます。
C.【半流動食】
飲み下す力が低下し、あごで噛んでも食べ物が口の中に残ってしまう人向きです。ときには食べ物が気管に入ってしまうこともあるかもしれません。とろみをつけて、のどを通るように仕上げるのが基本です。
作り方
Aの2と4から1人分ずつとりだします。
1.
ほうれん草(葉の部分)は刻んで、材料を煮ただし(大さじ1~2杯)、和え衣を加え、すり鉢または、フードプロセッサーでなめらかにします。
2.
しめじは細かく切って1に加えます。
3.
計量カップに2を入れ、分量を計ります。2%のゼラチンを用意します(*100ccならば2g〔小さじ2/3杯〕のゼラチンを使う)。ゼラチンの5倍量の水(ここでは大さじ2杯弱)にゼラチンを振り入れ5分以上おきます。湯せんにするか、または電子レンジで20秒前後かけてゼラチンを溶かします。
4.
熱いゼラチンを2に加えよく混ぜ、ゼリーカップの容器などに流し、冷蔵庫で冷やし固めます。型からはずして、盛り付けます。
レシピ・プラス・ワン
1.
ゼラチンを溶かすとき、電子レンジを使う場合はかけすぎないように注意します。
2.
ラップにくるんで茶巾にしてもよいでしょう。
3.
ゼリーの型はぬらしてから使います。また、型からはずすときは型ごとお湯にさっとつけるときれいにはずれます。
4.
固さにもよりますが、ゼリーを作るときは材料の約2%のゼラチンで固めることが出来ます。100g×0.02(2%)=2g
しにあレシピトップページへ戻る
料理のカテゴリからレシピを探す
食材からレシピを探す
肉
魚介類
野菜
卵・豆腐製品・乳製品
テーマからレシピを探す
高齢者が喜ぶ
ヘルパーさんも使える
昼間働くなど留守にする
家族支援メニュー
身体の状態に合わせて食べる
レシピの基本
全レシピ一覧から探す