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ボディ

姿勢・猫背対策

猫背はNO!
できるサラリーマンは
姿勢が決め手!

姿勢は第一印象を決める重要な要素。姿勢がいいだけで「明るい」「信頼できる」「前向き」「若々しい」といったポジティブな印象を与えることができます。スーツ姿の男性のサラリーマンの猫背は貧相なイメージを与え、背広が似合いません。せっかくのスーツが台無しになります。

猫背とは、首が前に突き出て、背中が丸まった状態です。人間の頭の重さは約5kgあるといわれています。この重い頭を支えているのは首や肩。このとき正しい姿勢で頭を支えることができれば、負担はほとんどありません。

しかし、猫背などで姿勢が悪いと、5kgという重さを支えるためにどこかに無理をすることに。この負荷が首や肩にかかると、コリとなって現れてしまうのです。見た目だけでなく、体にゆがみが出たり、痛みや病気を発生させてしまうことにもつながります。

猫背は万病のもと。
放っておかないで!

日本人は猫背の人が非常に多いと言われています。これは胸筋や腹筋などの体幹の前部の筋肉が緊張していて背筋が弱いという民族的な特徴によるものとされています。猫背が身体に及ぼす悪影響は、見た目の悪さだけにとどまりません。

姿勢が悪化することで、肩こり、腰痛、背中の痛み、循環器、呼吸器、消化器、脳、自律神経への影響を招きます。

また、首は脳とほかの部位をつなぐ重要な場所で、多くの神経が通っています。猫背になって首の筋肉がこると、そばを通る神経が圧迫され、頭痛になったり、耳鳴り、かすみ目の症状のほか、やる気が出ない、イライラするなど精神的な不調につながることも。これらの症状に心当たりがある方は、猫背になっていないか注意してみましょう。

猫背にならないための
パソコン・スマホ使用法

パソコンやスマホの画面を見る時はうつむき加減になり、首が前に出てしまいます。意識的に後ろにそるように伸びをしたり、首を回してストレッチするなどして、首や肩の筋肉がこらないように予防しましょう。

首の負担を軽くするには、スマートフォンや携帯電話の画面は、できるだけ顔の前に持ってきて、首を曲げないようにすること。リビングで見ているときに、たまに頭をソファの背などにもたせかけると負担を和らげることができます。

パソコンを使用する場合は、首を曲げずに画面が見られるデスクトップがおすすめです。または、ノートパソコンをモニターにつないで作業するのも首の負担軽減になります。ノートパソコンを使用する人は、30分に2回くらいのペースで後ろに反らせて休むとよいでしょう。こうした「IT猫背」になりやすい環境の人は、生活のなかでうつむいている時間を極力少なくすることが大切です。

今日から意識改革!
猫背予防のポイント

まず、デスクワーク時。どうしても前かがみになってしまいがちですが、おへその下に力を入れて骨盤を立てるように意識して座ってください。背筋をまっすぐ伸ばすこともお忘れなく。目線が20~30度下に向くように、いすやテーブルの高さなどを調節しましょう。足を組むのも骨盤のバランスが崩れてしまうためNG。いつのまにか組んでしまうクセがある方は気を付けてみてください。

立っているときは、ひざをまっすぐ伸ばし、肩甲骨を軽く後方に引き、自然に胸を張りましょう。あごは少し引いて、頭頂部を真上から引っ張られている感覚で、自然に背筋を伸ばすように心がけてください。

また、運転中なども背中が自然と丸まり、首が前に出て猫背になりやすいタイミング。背中から頭まで伸ばして、正面を向いて運転することで猫背になるのを防ぐことができます。よい姿勢になるように座席を調整してみるのもよいでしょう。

寝るときに背中を丸めて寝ているという方は、布団のなかで背筋を伸ばすことを意識すると猫背予防につながります。

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