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【Q6】同じ介護保険サービスを受けても地域によって利用料(自己負担)が違うのですか?

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 介護保険サービス事業所・介護保険施設が所在する自治体の区分(全国8区分)によって利用料が違います。

解説

 介護保険サービスの費用は、サービス提供に要する平均的な費用をもとに決められますが、利用者に直接介護保険サービスを提供する従業者の賃金は地域によって差があるため、この地域差を反映しています。

介護報酬の基本的な計算方法

 全国共通のサービスごとの費用(単位数)に、8段階の掛け率(1単位の単価)を掛けることで、地域差を反映したサービス費が決まります。

 介護保険サービスの量に地域差がでないように、区分支給限度基準額は「単位」で定められています。これにより、利用できるサービス量はどの地域でも同じになります。

例えば、訪問介護では、一番高い地域(1級地)の利用料は一番低い地域(その他)の14%増しになります。
福祉用具のレンタルのように、地域差が設定されていない介護保険サービスもあります。

利用する介護事業者や介護施設が8段階のうちのどの区分になるかは表1で確認できます。
介護保険サービスごとに決まっている掛け率(1単位の単価)は表2を見てください。

※一定以上の所得がある第1号被保険者(65歳以上)は2割または3割負担となります。
2割または3割負担となる判定基準については、2割・3割負担判定チャートをご確認ください。

表1 地域区分の適用地域

表2 介護報酬1単位の単価(単位=円)

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