介護度タイプ別メニュー 献立 No.4 和風ロールキャベツ
A.【高齢食】
B.【きざみ食】
C.【半流動食】
材 料 (作りやすい分量)
<共通>A.【高齢食】B.【きざみ食】C.【半流動食】
キャベツ(大きい葉で)...6~7枚
ニンジン...1本
干ししいたけ...3枚
油揚げ...2枚
片栗粉
【中身】
鶏ひき肉...250g
しょうが...1片
長ネギ...5cm
塩...少々
卵...1個
水...1カップ
生パン粉...1/2カップ
だし...2カップ
塩...小さじ1/2杯
【a】
薄口しょうゆ...大さじ1杯
酒...大さじ1杯
砂糖...小さじ1杯
B.【きざみ食】C.【半流動食】
水溶き片栗粉...適量
下準備
1.
キャベツは、葉の形を崩さないようにはずし、軽く茹でます。芯のところは薄くなるようにそぎ、みじん切りにして具に混ぜます。
2.
油揚げは、熱湯でさっと茹でて油を抜き、端を切って開いておきます。(2枚になります)菜ばしや麺棒などを転がすと開きやすくなります。切った部分はみじん切りにして具に混ぜます。
3.
中身のしょうが、長ネギは、みじん切りにします。
4.
干ししいたけは水で戻し、千切りにします。(戻し汁も使います)
5.
長ネギ1本は3~4cmの長さに切ります。
A.【高齢食】
噛む力や、消化力が低下し始めた人向きです。ほとんどのものは、家族と一緒に食べることができますが、どんな素材も、できるだけ、やわらかめに仕上げましょう。
作り方
1.
ひき肉に塩を少々加え、しょうが、長ネギを加え、混ぜます。卵、生パン粉も加え、さらに混ぜます。
2.
キャベツは、大きいものは1枚で、小さいものは2枚組み合わせて、4つに分けて広げておきます。片栗粉を薄く振り、油揚げをのせ、再び片栗粉を振ります。4等分にしたひき肉を棒状にのせて、きつめに巻きます。
3.
2で作った4つを鍋にきっちり並べます。すきまは、残りのキャベツやニンジンを輪切りにしたものなどで埋めます。
4.
戻した干ししいたけと長ネギは上にのせ、だし(干ししいたけの戻し汁100cc程度を加えたもの)を材料がかくれるくらいに入れます(約2カップ程度)。落としぶたをして、さらに上からもふたをして、野菜が柔らかくなるまで煮ます。調味料【a】を加え、引き続き煮ます。
5.
ロールキャベツは、食べやすい大きさに切って、他の野菜とともに盛り付けます。
B.【きざみ食】
噛む力が、かなり衰えてきた人向きです。十分に噛まないまま飲み込むと、消化不良を起こして、病気になる心配があります。食べやすく小さくきざんだりする、工夫が必要です。
作り方
1.
Aで作ったロールキャベツ、ニンジン、長ネギを小さく切って、だしでさらに煮ます。柔らかくなったら、水溶き片栗粉でとろみをつけます。
C.【半流動食】
飲み下す力が低下し、あごで噛んでも食べ物が口の中に残ってしまう人向きです。ときには食べ物が気管に入ってしまうこともあるかもしれません。とろみをつけて、のどを通るように仕上げるのが基本です。
作り方
ここでは、油揚げとしいたけは取り除きます。
1.
Aのロールキャベツを、肉とキャベツを別々にします。肉はだしを加えてミキサーにかけます。小鍋に移し、水溶き片栗粉でとろみをつけ、そぼろあんにします。
2.
キャベツは細く切り、ニンジンも小さく切ります。それぞれ盛り付けます。1を上にかけます。
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