介護度タイプ別メニュー 献立 No.10 里芋ととりそぼろの味噌煮 ごま風味
ごま油とすりごまで香りをつけて仕上げます。下茹での手間もなく、水で煮ていくので手間がかかりません。
A.【高齢食】
B.【きざみ食】
C.【半流動食】
材 料
<共通>A.【高齢食】B.【きざみ食】(2人分)
里芋...4個(200~250g)
鶏ひき肉...80g
サラダ油...適量
酒...大さじ1杯
砂糖...小さじ1杯
みそ...大さじ1/2杯
ごま油...少々
白すりごま...少々
万能ねぎ...適量
水...適量
C.【半流動食】(1人分)
Aの材料...半量
水...適量
水溶き片栗粉...適量
レシピ・プラス・ワン
1.
里芋は薄味に仕上がります。とりそぼろに味がついているので一緒に食べるようにします。
2.
みそは種類によって塩分が違うので加減してください。
A.【高齢食】
噛む力や、消化力が低下し始めた人向きです。ほとんどのものは、家族と一緒に食べることができますが、どんな素材も、できるだけ、やわらかめに仕上げましょう。
作り方
1.
里芋は皮をむき、一つを2~3等分に切り、軽くぬめりを取るように洗います。
2.
鍋にサラダ油を熱し、ひき肉を炒めます。
3.
色が変わってきたら里芋を加え、全体に油がまわるように炒めます。
4.
材料がかくれる程度の水を入れ、ふたをして強火で煮ます。沸騰してきたらあくを取り(ぬめりがあるのでふきこぼれやすいので注意します)、火を弱めて酒、砂糖を加えさらに煮ます。
5.
里芋に竹串が刺さるかたさになったらみそを加えて落としぶたをして、さらに10分程度弱火から中火で煮ます。水分が1/3量程度になったら味を見て、ごま油を加え火を止めます。
6.
器に盛り付け、小口に切った万能ネギ、すりごまをかけます。
B.【きざみ食】
噛む力が、かなり衰えてきた人向きです。十分に噛まないまま飲み込むと、消化不良を起こして、病気になる心配があります。食べやすく小さくきざんだりする、工夫が必要です。
作り方
1.
Aで作った芋とひき肉を1人分取りだし、包丁で細かくします。こんもりと芋の形に整え、器に盛り付けます。
2.
万能ネギ、すりごまをかけます。
C.【半流動食】
飲み下す力が低下し、あごで噛んでも食べ物が口の中に残ってしまう人向きです。ときには食べ物が気管に入ってしまうこともあるかもしれません。とろみをつけて、のどを通るように仕上げるのが基本です。
作り方
1.
Aで作った芋とひき肉を1人分とりだし、ペースト状にすりつぶします。小鍋に煮汁と合わせ温め、味を見ます。濃いようなら水で薄めて食べやすくします。
2.
必要ならば、水溶き片栗粉少々でとろみをつけます(ここは少量なので電子レンジを使ってもよいでしょう。その場合、途中で混ぜて全体を均一にします)。
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