献立 No.110 牛スジ肉の梅おでん
牛スジ肉にはコラーゲンの他、エラスチン、ヒアルロン酸、コンドロイチンといった美肌に効くといわれる成分を多く含んでいます。高いサプリメントを飲む前に試してみてはいかがでしょうか。また、牛スジや煮干し、昆布などからの栄養を出汁からとることは吸収がよいのでおすすめです。大豆製品や卵などさまざまな種類のタンパク質を組み合わせて、栄養価を高めましょう。
今回のメニューは、梅干しを効かせているので暑い季節でもおいしくいただけます。牛スジの旨味と栄養をしっかりひきだします。
材 料(4人分)
牛スジ肉...250g
【牛スジ下茹で用】
水...適量
酒(あれば焼酎)...大さじ2杯程度
【おでん煮込み用】
昆布...15g(40cm程度)
煮干し...3~4匹
しょうが...親指大
梅干し(塩のみでつけたものが良い)...大2~3個
水...1000cc程度
大根...250g
長イモ...120g
ニンジン...100g
こんにゃく...1枚(200g)
塩...適量
トマト(小さめのもの)...8個
スナップえんどう(さやえんどう、絹さやなどでもよい)...8枚
厚揚げ...1パック(400~500g)
うずらの卵(ゆでたもの)...8個
梅干し・白味噌(甘めの味噌がよい)...同量ずつ合わせて大さじ1杯程度
作り方
1.
食べやすい大きさに切った昆布と煮干しを少量の水に漬けておきます。
2.
梅干しは種と果肉にわけ、果肉は包丁でたたいておきます。
3.
【牛スジ下茹で】鍋にお湯をわかし、酒(焼酎)を入れ、牛スジ肉を茹でます。アクをとりながら10分ほど茹でてザルにあげ、食べやすい大きさに切ります。
4.
【おでん煮込み】鍋に、牛スジ肉、スライスしたしょうが、1の昆布と煮干し(漬け汁も含む)、梅干しの種の部分(果肉が少しついたままのもの)、水(1000cc程度)を入れ、火にかけます。軽く沸騰する程度でアクを取りながら弱火~中火で煮ます。
5.
大根と長イモは皮をむいて1cmの厚さに、ニンジンは長さ3cm程度で食べやすい太さに切ります。
6.
こんにゃくは食べやすい大きさに切り、塩適量でもみ5分ほどおきます。水から茹でてアクを抜き、ザルにあげます。
7.
小鍋に湯を沸かし、へたを取ったトマトを1、2個ずつ入れ、皮がはじけたら冷水にとりつるりとむきます。スナップえんどうはスジをとり、塩を入れた湯で色よく茹でておきます。
8.
4の鍋に大根、ニンジンを加え煮ます。その際、ひたひたの水分量になるように水が少なければ足します。途中で長イモも加えます。
9.
8の根菜類が竹串をさしてすっと通るようになったら、梅干しの果肉部分を半量程度加え、こんにゃく、厚揚げ、うずらの卵を加えさらに煮ていきます。
10.
味を見ながら梅干しを加えます。トマト、スナップえんどうを加え、軽く温めたら盛りつけます。
11.
味噌、梅干しを大さじ1/2杯程度ずつ混ぜたものを、好みでつけながらいただきます。
レシピ・プラス・ワン
1.
作り方3からはぐらぐらと強い沸騰はさせないように気をつけます。
2.
具の分量は目安です。お好みで変えてください。
3.
切り方は自由ですが、根菜類は下茹でをしないので、火通りが早いように工夫してください。
4.
梅干しは甘みなどをつけていない昔ながらのものがおすすめです。
5.
昆布はだし専用のものよりも煮物用になるもの(日高昆布など)を用います。
ワンポイント・アドバイス
- 美肌というとビタミンをまず思い出しますが、タンパク質、鉄や亜鉛などのミネラル分も重要です。
- ビタミンAやβーカロテン(レバーや緑黄色野菜など)は、皮膚や粘膜を守ってくれます。
- ビタミンC(果物や野菜)やビタミンE(ナッツや魚介など)を積極的に摂り、シミやそばかすに備えましょう。
- タンパク質と野菜類を合わせることで栄養の吸収率があがります。
- 食生活の乱れは肌荒れのもとに、甘いものの摂り過ぎはシミの原因になります。
- 内臓が疲れていると健康的な美肌は作れません。睡眠不足、食べ過ぎにも気をつけ、適度に体を動かしましょう。
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