耳の体けんコーナー
執筆・データ提供:株式会社オトデザイナーズ
公開日:2016年1月
おじいちゃん、おばあちゃんと話をしたとき、大きな声でしゃべっているのに、「えっ、今なんていったの?」と聞かれたことはあるかな?
じつは、おとしよりになると、聴く力が弱くなっていくんだよ。もっと、としをとると、多くの人が「
「老人性難聴」になった、おとしよりの聞こえ方を体けんしてみよう!
アイコンをクリックして、話し声を聞いてみよう!
※ここでは、みんなに聞こえるように少し声を大きくしています。じっさいのおとしよりには、もっと小さな音で聞こえています。
おとしよりの聞こえ方の特徴
年をとると、病気でなくてもだんだん耳が聞こえにくくなってきます。とくにことばが聞こえにくくなります。
聞こえ方には人によってちがいがでてきますが、ふつうは次のような特徴があります。
- 小さい声は聞こえないが、大きい音はうるさく感じる
- 大きな声で話しかけられると、声がわれたように聞こえる
- 微妙な言葉の違いが聞き分けにくい
- 高い音が聞こえにくい
- 早口が聞き分けられない
では、どうやって
話したらいいのかな?
おとしよりと話すときには、次のことに注意しましょう。
- できるだけ静かな場所で話そう
- 話すスピードをゆっくり、口を大きく開けてはっきりと話そう
- おとしよりの目を良く見て話そう
- 話をしたら、ちょっと間をあけて、それから次の話をしよう
- 大声は、なるべくださないように!