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介護クイズ【Q63】肺炎の症状と予防方法

細菌やウイルスなどの病原体が肺に侵入することで、炎症を起こす病気が「肺炎」です。肺炎は、咳・発熱・痰など、風邪と似た症状が出ます。「肺炎」は複数の異なる病気の総称で、感染の原因となった病原体の種類や、感染時の状況によって病名が変わります。

★それでは、問題です。
肺炎にもいくつか種類がありますが、病院のなかで発生する肺炎のことを何と呼ぶでしょうか?

A.市中肺炎
B.誤嚥性肺炎
C.院内肺炎

■正解は「C.院内肺炎」です

【解説】
「院内肺炎」は、入院後約2日以上経過した入院患者が感染する肺炎のことです。病院内に存在する病原体は、薬に対する耐性が強い傾向にあるため、生活環境のなかで発生する「市中肺炎」よりも重症化しやすいと言われています。加えて、入院患者は元々抵抗力が落ちていることも重症化しやすい一因です。

■手洗い・うがい・マスク着用などで肺炎を予防しよう
肺炎は感染症の一種です。こまめな手洗い・うがい・マスクの着用を心がけましょう。食べ物などが誤って気管に入ることで起こる「誤嚥性肺炎」の予防法としては口腔内ケアを怠らないことが重要です。歯磨きなどで、口の中を清潔にして口腔内の細菌を減らすことが予防となります。また、身体の抵抗力を高めることも肺炎の予防につながります。適度な運動、健康的な食事を心がけ、規則正しい生活を送りましょう。

詳しくはこちら → 介護予防と健康維持:肺炎の概要

次回もお楽しみに!

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