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介護クイズ【Q70】加齢とともに増加する関節リウマチ

加齢に伴い、トラブルが発生しやすい箇所のひとつに関節があります。特に関節リウマチを発症すると、関節の疼痛、腫脹、熱感、可動域制限、変形などの症状が現れる恐れがあります。

★それでは、問題です。
関節リウマチは発症後の進行が早い疾患です。では、何年以内での進行が多いでしょうか。

A.2年以内
B.10年以内
C.15年以内

■正解は「A.2年以内」です

【解説】
関節リウマチは発症後2年以内に進行することが明らかになっています。なるべく早く治療を開始することが重要です。最近では、「メソトレキサート(リウマトレックス®)」のような有効性の高い薬の投与が一般的になっています。

■手術療法やリハビリで症状と向き合う
その一方で、変形したり強い疼痛を伴ったりする関節を改善することは困難とされています。そうした場合に行なうのが滑膜切除術や人工関節置換術等の手術療法です。特に膝関節や股関節の人工関節は疼痛や変形を改善できるとされています。

関節リウマチを発症すると疼痛に悩まされ、手足を動かすのが困難になるケースもあります。その結果、機能障がいを促進する恐れもありますが、進行をリハビリで抑えることは可能です。リハビリや日常生活の改善で関節可動域の維持を図り、筋力低下を防ぎましょう。

詳しくはこちら → 介護予防と健康維持:関節リウマチの治療

次回もお楽しみに!

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