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介護クイズ【Q73】高齢者の脱水症状に気付くポイント

人間の身体の6割は水分でできているため、不足すると脱水症状に見舞われます。脱水症状には早めの気付きと対処が重要です。お年寄りは体内の水分量が5割と一般成人よりも少ないので、より意識して気を付ける必要があります。

★それでは、問題です。
高齢者が脱水症状に陥った際、どのような症状が発生するでしょうか。

A.脇の下が乾く
B.早口になる
C.食欲旺盛になる

■正解は「A.脇の下が乾く」です

【解説】
ほかに、「口の中や唇の乾燥」「腕の皮膚を持ち上げて離してもシワができたままになる」「親指の爪を押して離してもピンク色に戻らない」なども、脱水症状のサインです。

■脱水症状が脳梗塞や心筋梗塞の引き金に
認知症だと、自律神経の働きが悪いため脱水症を起こしやすいとされています。さらに高齢者の脱水は、脳梗塞や心筋梗塞の引き金となる可能性もあります。家族や周囲でサポートする人は、高齢者の脱水症状に気付いたら経口補水液やスポーツドリンクを飲むようすすめてください。

詳しくはこちら → 脱水症の症状が出た時の応急処置

次回もお楽しみに!

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