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介護クイズ【Q79】介護保険が適用される手すりの条件

加齢とともに足腰が弱り、室内での移動やトイレでの立ち座りが難しくなる人は少なくありません。そんな場合は、 「手すり」の導入を検討してみてはどうでしょう。手すりが身体を支えたり、転倒を防止したりする役割を担うことで、日常生活の支えになります。 

★それでは、問題です。
手すりには、介護保険で貸与の対象となるものがあります。その条件とは何でしょうか。

A.軽い素材を使用
B.工事を伴わない
C.年内に返却する

■正解は「B.工事を伴わない」です

【解説】
貸与の対象となる手すりは、取り付けに際し工事を伴わないもののみです。ネジなどで固定するタイプは対象となりません。
※工事を伴う手すりの設置は介護保険の住宅改修の対象となります。

■手すりの導入には、設置スペースなどの確認を
手すりには、廊下などで使用する平行棒方式のものや、トイレの便器を囲むもの、天井と床の間に固定する垂直のバー方式のものなどがあります。

導入する際には、平行棒式のものは床に設置スペースが必要になります。また、トイレ用は洋式トイレ用、洗浄器機能付トイレ用、ポータブルトイレ用から選ぶようにしましょう。垂直バーの場合は、天井や床の強度の確認が必要です。

詳しくはこちら → 福祉用具(介護用品):手すり

次回もお楽しみに!

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