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介護クイズ【Q81】若い人も要注意!無自覚難聴とは

年齢を重ねると周囲の音が聞こえづらくなる難聴のリスクが高まります。しかし、実は若い人にも加齢性難聴のリスクがあることをご存じでしょうか?  若年層の難聴は、本人だけでなく周りの人も気付かないうちに進行しているのが特徴です。

★それでは、問題です。
加齢性難聴の主な原因は次のうちどれでしょうか?

A.有毛細胞の減少
B.顔の筋肉の劣化
C.外耳の硬化

■正解は「A.有毛細胞の減少」です

【解説】
鼓膜の奥にある「内耳」には数万の細胞が並んでおり、その上にはびっしりと毛が生えています。この有毛細胞は、耳に入ってきた音に含まれる周波数成分を毛の動きを利用して分析し続け、その結果を順次脳に送っています。有毛細胞の毛は20歳をピークに減り続け、加齢とともに徐々に耳が遠くなっていくのです。

■20歳のときに比べて“聞こえづらさ”がないか確認を
仮に 有毛細胞の減少に伴う聞き間違いが起きたとしても、人間の脳は言葉の内容を推測して理解しようとするため、症状に気付かないケースが多々あります。

「ドラマや映画などのセリフが良く聞き取れるか」「若者と話していると話がうまく聞き取れずイライラしないか」など、日常生活の場面で“聞こえづらさ”を確認することが大事です。

詳しくはこちら → 40歳からの加齢性難聴:1.若い人に多い無自覚難聴

次回もお楽しみに!

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