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介護クイズ【Q93】トイレ改修で高齢者が暮らしやすい家

トイレは、日常生活で頻繁に使用する設備の一つです。年齢を重ねると便座に腰を下ろしたり、便座から立ち上がったりする動作が難しくなる傾向があります。  手すりを取り付けたり出入口ドア を取り替えたりして、トイレを改修することをおすすめします。

★それでは、問題です。
トイレに手すりを取り付けする際に推奨されるのはどのようなものでしょうか。

A.片マヒ側に設置
B.L字の手すり
C.タオル掛けと兼用

■正解は「B.L字の手すり」です

【解説】
手すりは、直径が約32~35mmのものを使用します。片マヒの方なら、マヒのない健側(けんそく)に手すりを設置するのが一般的です。なお、トイレの扉を開ける際 にふらつく場合、縦手すりの設置もおすすめします。これに掴まることで、ドアが開けやすくなるでしょう。

■高齢者の身体にあわせて改修を
トイレの使いやすさは、出入口ドア を引き戸に変更したり、指に力が入りにくくなっている高齢者のために取っ手を取り替えたりすることでも改善できるでしょう。ただし、どんな改修がベストかは住まう方の 身体の状態によって異なります。また、家の状況によって改修の可否も変わってくるので、事前に専門家に相談することが重要です。

詳しくはこちら → 生活を広げるための住宅改修:トイレの住宅改修の項目とポイント

次回もお楽しみに!

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