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介護クイズ【Q107】認知症による言動への適切な対処法

年齢を重ねると、認知症を発症するリスクが高まります。認知症が進行すると 、自宅にいるにもかかわらず、「家に帰ってご飯の支度をしなきゃ」などと言うケースがあります。このような場合、「自分がどこにいるかわからない」「安心できる場所に帰りたい」という不安の表れと理解することが重要です。 

★それでは、問題です。
認知症の高齢者が、保管場所を忘れてしまった物を「盗まれた」と言う場合、どう接すればいいでしょう。

A.叱る
B.一緒に探す
C.放置する

■正解は「B.一緒に探す」です

【解説】
相手の話を否定せず、本人の行動を見ながらものをしまう場所の検討をつけて一緒に探しましょう。介護者が先に見つけると「あなたが隠したんだ」と怒ってしまうリスクもあるので、一緒に探しつつ本人が見つけられるよう促してください。

■高齢者の気持ちに寄り添う
介護者としては疑われれば訂正したい気持ちになりますが、認知症の高齢者は事実だと思い込んでいますので逆効果です。話を否定せずによく聞いて、一緒に行動することで安心してもらいましょう。不安な気持ちを思いやることが大切です。

詳しくはこちら → 介護Q&A:【認知症のお年寄りの介護】妄想、行動や心理に現れる症状

次回もお楽しみに!

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