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介護クイズ【Q114】施設の諸経費が軽減される制度とは

年齢を重ねると介護保険施設への入所やショートステイを利用し支援を受けることがあります。しかし、食費や居住費(滞在費)などは原則自己負担であるため、負担に感じる世帯も少なくありません。実は、施設への諸経費が軽減される制度があることをご存じでしょうか。

★それでは、問題です。
介護保険で利用する施設の食費・居住費(滞在費)が軽減される制度は、次のうちどれでしょう。

A.補足給付
B.生活保護制度
C.高額療養費制度

■正解は「A.補足給付」です

【解説】
所得や預貯金等が一定以下の場合、市町村から「介護保険負担限度額認定証」の交付を受けることで、介護保険施設の食費・居住費(滞在費)に負担限度額が設定されます。この負担限度額を超える費用は介護報酬で補足されることになり、この仕組みを「補足給付」といいます。

■負担限度額は状況によって異なる
介護保険施設における食費・居住費(滞在費)の負担限度額は、対象となる方の経済状況によって異なります。例えば生活保護受給者の場合、ユニット型個室の一日あたりの居住費(滞在費)は820円ですが、80万円超120万円以下の年金収入等がある方の場合1,310円となります(2021年8月現在)。

詳しくはこちら → 2.施設の食費・居住費(滞在費)が軽減される制度

次回もお楽しみに!

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