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介護クイズ【Q151】大病の際に役立つ障がい者福祉制度とは

高齢者が大病を患い重度の障がいが生じたとき、必要な生活用具が介護保険・医療保険では支給されず、障がい者福祉制度で支給される用具もあります。市区町村には障がい者の生活の便宜を図るための給付事業があります。

★それでは、問題です。
障がい者の日常生活がより円滑に行なわれるようにするための用具を自治体が支給・貸与する制度は、次のうちどれでしょう。

A.日常生活用具給付等事業
B.補装具費支給制度
C.難病医療費等助成制度

■正解は「A.日常生活用具給付等事業」です

【解説】
生活が円滑になるよう、障がい種別などにより各種の用具を給付・貸与する制度です。全国一律で定められた補装具費の支給制度とは違い、給付品目や給付の上限、所得による給付制限などが市区町村によって異なります。

■支給・貸与には身体障害者手帳の取得が必要
「日常生活用具給付等事業」を活用するためには、身体障害者手帳を申請し、その後支給申請を行なう必要があります。市区町村によっては、身体障害者手帳がなくても用具の一時的な支給を行なっている場合もあるので、障がい福祉担当窓口にまずは相談してみましょう。

詳しくはこちら → 意外と知らない?高齢者も使える障がい者福祉制度活用術:事例② 大病を患った

次回もお楽しみに!

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