MY介護の広場トップ >  介護クイズ【Q166】公的介護保険の支給限度額の仕組み

介護クイズ【Q166】公的介護保険の支給限度額の仕組み

公的介護保険は「現金」ではなく、「介護サービス」で支給されます。また、在宅介護サービスの量の上限として区分支給限度基準額(以下、支給限度額)が定められています。

★それでは、問題です。
要介護度があがった場合、支給限度額はどうなるでしょうか。

A.増える
B.同じ
C.減る

■正解は「A.増える」です

【解説】
要介護認定は、公的介護保険サービスの必要度を判断しています。要介護度が高い利用者には、提供すべき介護サービス量も多いという観点から、要介護度に応じて支給限度額が増えるよう定められています。

■支給限度額を超えてサービスを利用することもできる
支給限度額の範囲内のサービスを利用した場合は、その費用の自己負担(所得に応じ1割~3割)をすることになります。支給限度額を超えてサービスを利用することもできますが、支給限度額を超えた部分の金額については全額自己負担となるので注意しましょう。

■毎月の介護費用のほかに初期費用も発生する
介護状態になった際、継続的な費用だけでなく一時的に発生する費用もあります。住宅改修をしたり福祉用具を購入するなど、日常生活での自立を助け重度化を防ぐための環境整備が主な目的です。

詳しくはこちら → 介護にかかわる費用:要介護度別ケアプランの事例集

次回もお楽しみに!

MY介護の広場トップ >  介護クイズ【Q166】公的介護保険の支給限度額の仕組み