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介護クイズ【Q173】公的介護保険の支給額上限とは?

年齢を重ね介護が必要な状態になると、公的介護保険による介護サービスを利用できます。ただし、要介護度によって支給額には上限があります。上限を超えてサービスを受けた場合は全額自己負担になるので、自身の支給額上限は必ず把握するようにしましょう。

★それでは、問題です。
要介護1の場合、公的介護保険制度の支給限度基準額は月額いくらでしょう。

A.167,650円(16万7,650円)
B.197,050円(19万7,050円)
C.270,480円(27万480円)

■正解は「A.167,650円(16万7,650円)」です

【解説】
要介護1の場合、公的介護保険の支給限度基準額は月額167,650円です。地域およびサービスの種類によっては高くなる場合があります。
(2021年8月時点)

■介護保険の支給限度基準額内では必要な介護サービスをまかなえない場合も
介護を必要とする場面や時間が増え、家族も介護できない場合は、支給限度基準額を超えて介護サービスを利用せざるをえないケースもあります。また、配食サービスや家事代行サービスなど介護保険制度対象外のサービスに費用がかかることも想定しておきましょう。

■介護サービス費用の一部は自己負担
支給基準限度額は、毎月その額がもらえるのではなくその額を上限にした介護サービスの現物給付となります。サービスを利用する際は費用の1~3割の自己負担分が発生します。

詳しくはこちら → 介護にかかわる費用:早わかり!介護のはなし

次回もお楽しみに!

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