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介護クイズ【Q202】危険な誤嚥性肺炎、正しい介護方法は

「誤嚥性肺炎」は、食べ物や飲み物、唾液が気管に入る「誤嚥」によって引き起こされる症状です。肺炎は日本人の死因でも上位に位置するので、周囲の家族は重症化のリスクを鑑みて介護を心掛けましょう。

★それでは、問題です。
誤嚥性肺炎の高齢者を介護する場合、気を付けるべき点は次のうちどれでしょう?

A.食事量を増やす
B.姿勢を正す
C.硬い物を出す

■正解は「B.姿勢を正す」です

【解説】
誤嚥性肺炎の高齢者を介護する際は、誤嚥を防ぐため可能な限り「座って」の食事を意識してもらいましょう。その際、「姿勢を良くする」「顎が上に向かないようにする」「気管が開くのを防ぐ」ことが重要です。

■食事は「飲み込みやすい」ものを
食事を提供する際は、「飲み込みやすい」ものを選びましょう。汁物は一気に流し込むと誤嚥しやすいので、「とろみ」を付けてください。粘り気のあるものやパサパサしたもの、噛み切れないほど硬い物は避けましょう。

■食事を楽しみましょう
食事は命を維持するだけでなく、生活の質を高める大切な要素。安心できる食事とコミュニケーションで食事の時間を楽しみましょう。

詳しくはこちら → 介護予防と健康維持:肺炎における介護の留意点

次回もお楽しみに!

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