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介護クイズ【Q203】肺炎のリハビリで嚥下機能の回復を!

誤嚥性肺炎は、食べ物を噛んだり飲んだりする力の弱い高齢者がかかりやすい症状です。嚥下能力を回復して健康な生活を取り戻すためには、適切なリハビリテーションを行ないましょう。

★それでは、問題です。
嚥下機能を回復する「嚥下リハビリテーション」は、次のうちどれでしょう。

A.深呼吸
B.お茶でうがい
C.適度な飲酒

■正解は「A.深呼吸」です

【解説】
嚥下機能の回復には、深呼吸や首の運動のほか、「頬を膨らませる」「舌を左右の口角に触れさせる」などのエクササイズが効果的とされています。

■筋肉をリラックスさせる運動も
肩や首、胸などの大きな筋肉や関節を動かすのが難しい場合、関節の動きを広げるように運動し、筋肉をリラックスさせることもリハビリテーションにつながります。

■本人の健康状態を見ながら適切な運動を
嚥下リハビリテーションには、言語聴覚士らの指導を受け、舌・口唇・頬などの筋肉を柔らかくする方法もあります。ほかに、ガムを使った咀嚼訓練や、薄くスライスしたゼリーなどを飲み込む摂食訓練などもあるので、本人の健康状態を見ながら適切な訓練を促すようにしましょう。

詳しくはこちら → 介護予防と健康維持:肺炎のリハビリテーション

次回もお楽しみに!

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