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介護クイズ【Q37】人の色覚

人間の眼は約100万色を識別できるそうです。しかし、なかには的確に色を見分けられない人もいます。色覚に異常がある人のことを「色弱者」と言います。

先天性の色弱者は世界で約2憶人(全人口の2.6%)と言われているため、けっして珍しくありません。また、一般的な色覚を持つ人も老化や病気の影響で、後天的に色弱者になることがあります。

★それでは、問題です。
人の色覚は大きく分けて何種類でしょうか?

A.3種類
B.5種類
C.7種類

■正解は「B.5種類」です

【解説】
人の色覚は大きく5種類に分類されます。そのなかで最も多いのが3種の色を感じる細胞を持つC型です。C型以外の4種類(P型、D型、T型、A型)が色弱だと言われています。

■色弱者にもわかりやすいコミュニケーションを心がけよう
すべての人が色を正確に識別してコミュニケーションをとれるわけではありません。仕事で対面業務を行なう方や、高齢者と接する機会が多い方は色の指示に気を配りましょう。書類、リモコン、路線図など色の名前で指し示すことがあるものには、色の名前をシールなどで記載しておくと親切です。

これまで人類は、多様な色覚の人々が互いに助け合って進化してきました。誰もが相手の色覚を尊重することで、多様性を認められる社会にしていきましょう。



詳しくはこちら → 介護予防と健康維持:色覚多様性“色弱”について

次回もお楽しみに!

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