MY介護の広場トップ >  介護クイズ【Q43】もっと身近に成年後見制度を利用しよう

介護クイズ【Q43】もっと身近に成年後見制度を利用しよう

成年後見制度とは、認知症・知的障がい、精神障がいなどで判断・管理能力が不十分な人の財産を保護する制度です。

成年後見制度では、後見人が本人の代理で預貯金や年金などの財産管理を行なう権利と義務を負います。また、財産管理のほかに、契約の代理・取り消し、介護・医療へのサポートを行なうことも可能です。

★それでは、問題です。
成年後見制度にはいくつか種類がありますが、ご本人が後見人を自分で選べる制度はどれでしょうか?

A.任意後見制度
B.法定後見制度
C.後見制度支援信託

■正解は「A.任意後見制度」です

【解説】
判断能力が十分あるうちにご本人が信頼できる人と契約を交わし、判断能力が不十分になった後は、財産管理などを任せることができる制度を「任意後見制度」と言います。
 
■資産運用の利益が得られる「家族信託」という制度も
判断能力がしっかりしている間は、「家族信託」を選ぶという手段もあります。 

「家族信託」とは、所有する不動産・預貯金等の資産に関する管理・運用・処分の権限のみ信託契約を結んで、信頼できる家族に管理を任せる制度です。

財産の運用で得た収益は所有者に還元される仕組みになっています。現在の状況に応じて適切な制度を利用しましょう。



詳しくはこちら → 成年後見制度とは

次回もお楽しみに!

MY介護の広場トップ >  介護クイズ【Q43】もっと身近に成年後見制度を利用しよう