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介護クイズ【Q45】認知症後期の症状って?

認知症後期は「衰弱期」とも言われており、身体機能が大幅に下がる段階です。具体的には、歩行が困難になり、着替え・入浴・排せつなどすべての行動に介助を要することになります。失禁や合併症も起きやすく、言葉も出にくくなりますが、周囲の感情はきちんと察知できています。

★それでは、問題です。
認知症後期の方に食事を拒否されたときは、どう対応するのが正しいでしょうか?

A.強要する
B.時間を置く
C.あきらめる

■正解は「B.時間を置く」です

【解説】
介護の際は高齢者にきちんと栄養を摂ってもらうために、無理に食べさせようとしがちです。しかし、食事の強要は禁物です。食事を拒否されたときは少し時間を置いてから、好きな食べ物を少しずつ食べてもらうなど工夫を施しましょう。

■3つの「ない」に気をつけよう
認知症後期の方とのコミュニケーションをとるときは「強要しない」「慌てない」「孤独にしない」ことが大切。コミュニケーションが減り、マイペースで過ごす日が出てきて食事が欲しくないときもあります。また、食が細くなると免疫力も衰えるので、合併症が生じやすくなりますが、慌てて入院するとかえって認知機能が落ちる可能性があります。



詳しくはこちら → 認知症 後期(衰弱期)

次回もお楽しみに!

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