献立 No.99 食材の冷凍保存の方法
高齢者の世帯では、一度に食べる量も限られ、つい食材をムダにしてしまうことも見うけられます。新鮮なうちに一手間加えて、上手に冷凍保存を活用しましょう。
冷凍保存のコツ
1.
冷凍用保存袋に入れるときは、袋をできるだけ薄く平らにして冷凍します。厚みがあると中心まで凍るのに時間がかかり、味をそこなうことがあります。
2.
一度に使う分量に小分けして冷凍します。食材はできるだけ互いにくっつかないようにします。まとめて袋に入れた場合は、完全に凍結する前に、ほぐすといいでしょう。
3.
料理の解凍は、冷凍庫から冷蔵庫に移して、自然解凍が基本です。また品質が落ちてしまうので、再冷凍は避けてください。
4.
家庭では温度を一定に保つのは難しいので、冷凍保存した食品は日付を明記し、できれば3週間以内をメドに食べきるようにします。
肉の冷凍
1回に使う分量を目安に小分けし、ラップに包みます。空気に触れると乾燥しますので、きっちり包んでください。
ソテー用などのお肉は重ならないように1枚ずつラップに包んで冷凍します。また、ハムやベーコンなどの加工品も同様に重ならないようにラップに包んで冷凍します。
魚の冷凍
魚は事前に下味をつけておくといいでしょう。しょうゆや味噌など好みの味付けをした後、1枚ずつ重ならないように冷凍します。
また、塩焼きにした魚は1枚ずつラップに包んだあと、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。鮭などは焼いた後、身をほぐしてから冷凍してもよいでしょう。
野菜の冷凍
ニンジンなどの根菜類は、あらかじめ使いやすい大きさに切り分けます。その際、できるだけ大きさを揃えておきます。そのままでも冷凍保存できますが、固めに下ゆでしてから冷凍すると調理するとき便利です。
小松菜やほうれん草などは、下ゆでして色止めし、使う分量ごとに冷凍します。
またネギや、ミョウガ、シソ、パセリなど少しずつ使うことの多い薬味は、新鮮なうちに刻んで冷凍しておきます。
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