介護クイズ【Q65】公的介護保険の制度とサービス

2000年4月にスタートした公的介護保険は、高齢者に介護が必要になったとき、自立した日常生活をおくれるようにサポートするための保険です。給付はお金ではなく、必要な介護の度合いに応じて、設定された金額内での介護サービスが提供されるという現物給付となります。

★それでは、問題です。
公的介護保険はどのような人が利用できるでしょうか？

A.認知症の人
B.35歳以上の人
C.海外に住所がある人

■正解は「A.認知症の人」です

【解説】
公的介護保険は、65歳以上の寝たきりや認知症などで入浴・排せつ・食事などの日常生活に介護が必要な人が利用できます。また、40歳以上64歳以下で公的医療保険に加入しており、特定疾病が原因で日常生活に介護や支援が必要な人の利用も可能です。

■公的介護保険は加入手続きが不要
公的介護保険の加入は40歳以上の人が対象で、加入手続きは必要ありません。「国外に住所がある人」「短期滞在の外国人」「身体障がい者養護施設等の適用除外施設の入所者」は利用できないので注意しましょう。

詳しくはこちら　→　公的介護保険制度の概要：対象者

次回もお楽しみに！