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介護クイズ【Q74】高齢者が「中毒事故」を起こす理由

「誤飲」「誤食」は乳幼児が起こすイメージがあります。しかし体内に不要なものを誤って飲み込んだことが原因で起こる「中毒事故」は80歳代以上の高齢者にも多いとされています。食品や薬だと勘違いして異物を口にしたり、ほかの家族の薬を飲んでしまったりと、さまざまな例があるので注意が必要です。

★それでは、問題です。
高齢者が誤飲、誤食による中毒事故を起こしてしまう理由は何でしょうか。

A.ストレス
B.孤独感
C.身体機能の低下

■正解は「C.身体機能の低下」です

【解説】
視覚・味覚などの身体機能が低下すると、取り扱い説明の字が小さくて読めず、誤った方法で薬を飲んだり、薬剤の包装シートごと服用してしまったり、という危険が生じます。

■中毒症状が重症化しやすい高齢者
ほかに、認知症の高齢者が消毒剤を飲んでしまうといった、認知判断力の低下が引き起こす中毒事故もあります。高齢者は乳幼児に比べ一度に口にする量も多いため、中毒症状が出やすく、さらに重症化しやすい危険もあります。家庭には誤飲しかねないものが多々あるので、周囲の家族は注意しましょう。

詳しくはこちら → 高齢者と暮らすご家族へ~身の回りに潜む「中毒事故」の危険~」

次回もお楽しみに!

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