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介護クイズ【Q189】高齢者の「着衣着火」対処法とは?

「着衣着火」とは、衣服にコンロやろうそくの火が燃え移ることを指します。大けがや命を失うリスクもあるため、判断力や感覚が鈍りやすい高齢者の方は、特に注意が必要です。

★それでは、問題です。
着衣着火の際、鎮火のために適切な行動は次のうちどれでしょうか?

A.走る
B.手ではたく
C.転がる

■正解は「C.転がる」です

【解説】
着衣着火の際は、「ストップ(止まる)」「ドロップ(倒れる)」「ロール(転がる)」で被害の拡大を防ぎましょう。

■合言葉は「ストップ、ドロップ&ロール!」
着衣着火した際は、まずは立ち止まりましょう(ストップ)。むやみに走ると火の勢いが強まるからです。次に、その場に倒れて、燃えている部分を地面に押し付けてください(ドロップ)。最後に転がり、酸素を遮断しながら火の勢いを弱めます(ロール)。

■普段の生活からやけどには注意を
着衣着火を防ぐためにも、火を使う際には袖や裾が広がる衣類を避けましょう。なお、高齢になると皮膚が薄くなるので、ストーブやこたつの熱でもやけどするケースもあります。感覚が鈍ると着火に気付かないこともあるので、普段の生活でも十分注意しましょう。

詳しくはこちら → 介護の知恵袋:家庭内事故を防ごう 5.「家庭内事故」④家庭内のやけどをなくそう

次回もお楽しみに!

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