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介護クイズ【Q211】それも身体的虐待?介護での注意点

介護では、「高齢者のためを思って」の行為が身体的虐待につながるケースも珍しくありません。よかれと思っていることが高齢者に苦痛を与えていないか、日ごろから意識しましょう。

★それでは、問題です。
無理をすると高齢者への「身体的虐待」につながりかねない行為は、次のうちどれでしょう?

A.話を聞く
B.散歩に連れ出す
C.歩調を合わせる

■正解は「B.散歩に連れ出す」です

【解説】
よかれと思った行為でも、高齢者のペースを理解せず強要することは虐待にあたります。

■「安全のため」の行為が虐待になることも
介護では、「高齢者の安全を守るため」の行為が虐待になるケースもあります。例えば、車いすからの転落を防止するため、高齢者が「痛い」「苦しい」と思っているにもかかわらずベルトをきつく締めることは、身体的虐待になるのです。

■身体的虐待のサインを見極めよう
無意識の身体的虐待を防ぐため、介護者は高齢者の小さな変化を見逃さないようにしましょう。「身体に小さい傷がある」「急に怯える」などのサインがある場合、無意識のうちに身体的虐待に該当している懸念があります。

詳しくはこちら → 介護の知恵袋:無意識のうちに虐待になっていませんか? 1.身体的虐待

次回もお楽しみに!

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