MY介護の広場トップ >  介護クイズ【Q213】高齢者に伝わる話し方のひと工夫

介護クイズ【Q213】高齢者に伝わる話し方のひと工夫

年齢を重ねると、加齢性難聴に伴い耳が聞こえづらくなる傾向にあります。高齢者とコミュニケーションを取るうえでは、話し方を工夫することが大切です。高齢者にストレスを与えない話し方を実践してみましょう。

★それでは、問題です。
高齢者に伝わる話し方は、次のうちどれでしょう?

A.ハッキリと発声する
B.大声で話す
C.高い声で話す

■正解は「A.ハッキリと発声する」です

【解説】
「大声を出す」のではなく、少し大きめの声でゆっくり、一語ずつ話すようにしましょう。「高齢者に聞こえにくい」声がしっかり聞こえるようになります。

■特定の音をハッキリ発音するなど工夫を
高齢者に話しかける際は、「パ行・タ行・カ行・サ行」を明確に発音する、言葉の始まりは力を入れて長めに話す、などの工夫も重要です。

■聞き取りにくい言葉は言い換えを
どうしても聞き取りが難しい場合は、違う言葉に言い換えてみましょう。例えば「今週(こんしゅう)」のように、「しゅ」の音は聞き取りにくい傾向にあります。そのため、「今週の土曜日」といった言葉は「今度の土曜日」のように言い換えると、伝わりやすくなるかもしれません。

詳しくはこちら → 高齢者の聞こえ方:3.話し方ひとつで、聞こえ方はこんなに変わる!

次回もお楽しみに!

MY介護の広場トップ >  介護クイズ【Q213】高齢者に伝わる話し方のひと工夫