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塗り方のポイントと見本

 ここでは、すぐに活用できる塗り方のポイントをまとめました。
 さらに、塗り方の「見本」がほしい方、他の人がどのように塗っているのか知りたい方のために、原作者による塗り絵の見本と、読者の方に塗っていただいた作品もご用意しました。

 画像をクリックすると拡大して見ることができます。参考にしてください。

楽しそうに塗り絵をするおばあさん

塗り方のポイント

1.絵柄の縁から塗る

 まず、絵柄の縁を先に縁取りします。その後、内側を塗りましょう。
 薄い色から塗り始め、濃い色を塗っていくと、全体のバランスが良くなります。

絵柄の縁から塗っている様子

2.色を重ねていく

 色を何色も重ねることで、奥行きの深い表現ができます。

色を重ねている様子

 また、陰の部分を濃く塗ることで立体感がでます。

影の部分を濃く塗る様子

3.余白を残す、絵柄をはみだす

 絵柄の縁のギリギリまで塗らず、余白を残したり、縁からはみ出させると、メリハリや勢いがでます。

余白を残して塗る様子

4.絵柄に自分の絵を足す

 塗り絵に自分の絵を足してみましょう。
 例えば、うちわは無地ですが、水玉模様をつけています。

自分の絵を足す様子1

 また、風景は空にあたる余白の部分に山の絵を描いています。
 このような工夫で、さらに自分らしい作品に仕上がります。

自分の絵を足す様子2

5.画材の特徴を知り活かす

1.色鉛筆

 塗り絵に最も人気がある画材で、どの絵柄にも向いています。
 色鉛筆は立てて使うとシャープな印象に仕上がりますし、ねかせて使うと柔らかな印象に仕上がります。

色鉛筆で塗る様子

2.マーカー(フェルトペン)

 発色が良く、鮮やかな印象に仕上がります。はっきりとした絵柄が向いていますが、細かい部分も塗りやすいので部分的に使ってもいいでしょう。
 マーカーは一般的に、筆圧の弱い方でも楽に塗れます。

マーカー(フェルトペン)で塗る様子

3.パステル

 粉状になるので、指でこすったり、ぼかしたりすると柔らかな風合いが出ます。
 筆圧が弱い方でも簡単に色をつけることができます。

パステルで塗る様子

4.水彩色鉛筆

 色鉛筆のように塗ってから、水で濡らした筆でなでるとぼかすことができ、水彩絵の具に変わります。また、水で濡らすと色を混ぜることができます。
 面積の大きい絵柄、花やグラデーションをつけたい絵柄に向いています。

水彩色鉛筆で塗る様子

塗り絵の見本

 『大人の「塗り絵」教室』の塗り絵の原作者が塗りました。参考にしてください。
 画像をクリックすると塗り絵の現物が表示されます。

春の野辺

「春の野辺」の塗り絵
「春の野辺」の塗り絵の作品例

浜昼顔

「浜昼顔」の塗り絵
「浜昼顔」の塗り絵の作品例

蛍狩り

「蛍狩り」の塗り絵
「蛍狩り」の塗り絵の作品例

避暑地の思い出

「避暑地の思い出」の塗り絵
「避暑地の思い出」の塗り絵の作品例

照紅葉

「照紅葉」の塗り絵
「照紅葉」の塗り絵の作品例

読者の作品

 読者の方に塗っていただきました。
 画像をクリックすると塗り絵の現物が表示されます。

立葵の作品例

「立葵」の塗り絵
作品例1 「立葵」の塗り絵の作品例1
作品例2 「立葵」の塗り絵の作品例2
作品例3 「立葵」の塗り絵の作品例3
作品例4 「立葵」の塗り絵の作品例4

うさぎのダンスの作品例

「うさぎのダンス」の塗り絵
作品例1 「うさぎのダンス」の塗り絵の作品例1
作品例2 「うさぎのダンス」の塗り絵の作品例2
作品例3 「うさぎのダンス」の塗り絵の作品例3
作品例4 「うさぎのダンス」の塗り絵の作品例4

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