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利用料はどのくらいかかるの

 相談や支援計画の作成にかかる費用は無料ですが、福祉サービスの利用援助などの実際のサービスは有料となります。利用料金はサービスの内容や地域によって異なります。参考までに下記に金額を示します。
 なお、月額の基本料金を設定している地域もあります。

福祉サービスの利用援助・
日常的金銭管理サービスの場合

  • 訪問1回 
    800~2,500円
  • 訪問1時間 
    800~1,500円 

    ※超過料金を設定している場合もあります。

  • 月額 
    2,000~2,500円

書類等預かりサービスの場合

  • 年額 
    3,000~6,000円 
    ※月額設定の場合もあります。
  • 実費負担 
    銀行等の貸金庫代

 なお、両サービスとも所得金額や預かり物の額面金額などによって利用料が異なる場合や生活支援員の交通費を利用者が負担する場合などもあります。
 また、生活保護受給者は利用料の免除または減額される場合があります。

安心して利用するために

 契約内容や本人の判断能力等の確認を行なうための「契約締結審査会」と、適正な運営を確保するための監督を行なう第三者的機関である「運営適正化委員会」を設置して、契約による事業の信頼性や的確性を高めており、利用者が安心して利用できる仕組みになっています。詳しい内容は、地域の社会福祉協議会等に相談してください。
 また、このサービスは契約することによって提供されます。本人の意思で契約するか否かの判断ができない場合には、成年後見制度の利用を検討することも考えられます。

日常生活自立支援事業と
成年後見制度(法定)の主な違い

日常生活自立
支援事業
成年後見制度(法定)
本人の状況 自身の意思で契約できる 自身の意思で契約できない
支援の内容 日常生活の援助など 財産管理や契約など、法律行為が関係する場合
所管 厚生労働省 法務省
相談
窓口
地域の社会福祉協議会 家庭裁判所、弁護士、司法書士、地域の社会福祉協議会など

参考:全国社会福祉協議会および各都道府県社会福祉協議会ホームページ

※記載は2011年11月現在の制度に基づくものです。

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