2.園芸セラピーの特徴
日本には90年代に導入され、多くの高齢者施設でリハビリテーションの一環として、園芸作業が取り入れられています。
施設から寄せられた声をまとめると、その効果としては、
- 植物の世話をすることで体を動かし、身体機能の回復に役立つ
- 季節ごと、時間ごとにも変化する植物の色や形、香りが五感を刺激する
ことなどがあげられます。
また、
- 多様な植物を利用できる(セラピーを受ける人の状態に応じて、たくさんのなかから最適な種類を選び出せる)
- 生育や栽培に失敗しても、やり直しが容易にきく
- 成果が目に見える(植物の成長)
- 収穫する喜び(達成感と経済的効果)
- 栽培するにあたって、計画性をもつことができる
- 園芸作業を通じて、生きているものは絶えず変化していることを知ることができる
- 屋外作業で日に当たり、風を感じ、体を動かすことでストレスが軽減される
という特徴があります。
高齢者レクリエーション
コンテンツ一覧
楽しみながらココロとカラダの機能訓練
手先を使う
体を動かす
脳トレ
癒す
生活の質を高める