２．体形に合わせて上手にリフォーム

加齢による体形変化の問題点と対策

　ブラウスやシャツの前側の裾が下がり、後ろ側の裾は後ろ丈が足りず背中が出てしまいます。

　前丈を短く後ろ丈を長めにする。

　ウエストの落ち着く部分が高くなるため、ウエストが上がり前裾がつり上がってしまいます。

　前裾部分をカーブさせ、裾が上がってもキレイに見えるデザインにする。

　胴回りが窮屈になります。

　股上を十分とり、ウエスト回りにゴムギャザーを入れ、お腹の丸みをカバーする。

　袖丈・裾丈が余り、思わぬ事故につながります。

　裾丈が余る場合は、つまずかないように短くする。袖口にはリブニット地を付け、ひっかけたりしないようにする。

　裾線がまっすぐになるよう整える。
　肌着なども同様に裾を短くすれば、ズボンの中に入れやすくなります。

①前丈の余分な部分をカットする

　ワンピースは腹部の少し上にダーツを入れます。ダーツの幅は腰の曲がり具合によって違うので、実際に着て採寸しましょう。

①ダーツをいれる

　余分な裾をあげ、その布を使って後ろ股上を長くします。腰が曲がっている人だけではなく、車いすの人にもよいでしょう。

①腰が曲がると背中が出てしまう

②ウエストはゴムにする

③裾を切り後ろ股上に足す部分を作る

　背中が丸くなると後ろ身頃がひっぱられ、首もとが窮屈になります。そんな場合は、襟をはずしたりＶネックにし、周りをバイアステープ等で補強します。

①バイアステープで補強する

ボタンやファスナーを
ひと工夫

体形に合わせて
上手にリフォーム

蒸し暑い「日本の夏」を
快適に

寒くなる季節に
向けての工夫

口腔ケア・フットケア・ニオイケアなどの介護をするうえで必要なケアのまとめ