介護用ベッドを上手に使って
楽楽介護
介護用ベッドは介護を必要とする多くのかたに利用されている身近な福祉用具です。
一般的に「高さ調整」「背上げ」「膝上げ(脚上げ)」の3種類の機能があり、それぞれの機能を使いこなすことで自宅での介護が楽になります。
介護の場面ごとに活用する機能と高さや角度などの調整方法についてご紹介します。
更新日:2024年9月22日
介護度の目安 (※) |
必要な介護 |
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軽度 (要支援1~ 要介護1) |
立ち上がりや歩行などに不安定さがみられますが、食事や排泄などの身の回りのことはほぼ自分でできます。 介助が必要な場合でも見守りや部分的な介助です。 |
中度 (要介護2・3) |
排泄、入浴、着替えなどの身の回りの動作がひとりでできなくなり、部分的な介助が必要になります。 立ち上がりや歩行が難しくなってきて椅子に座って過ごす時間が長くなり、室内でも車いすを使う場合があります。 |
重度 (要介護4・5) |
排泄、入浴、着替えなどに全面的な介助が必要になります。食事にも介助が必要になり、嚥下(飲みこみ)が困難になる場合もあります。 長く座ることが困難になり、ベッド上の起き上がりや寝返りに介助が必要になります。 |
※介護度については身体的な介護に着目した場合の目安です。
認知症による介護の必要度が高い場合は、身体的な介護の必要度が低くても要介護度が高く判定されます。
介護用ベッドの主な機能
- 高さ調整機能:
電動でベッドの床板を昇降することができ、高さを変えられます。 - 背上げ機能:
電動で背中部分の傾斜角度を変えられます。 - 膝上げ(脚上げ)機能:
電動で膝(脚)部分の傾斜角度を変えられます。
介護用ベッドの機能について
詳しく知りたい方は
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福祉用具(介護用品)
※「介護用ベッド」は一般的な呼称であり公的介護保険制度では「特殊寝台」が正式な名称になっています。
具体的な介助の方法について
詳しく知りたい方は
以下のコンテンツもご覧ください
自宅で介護 トータルガイド
執筆:
介護現場で介護職と介護支援専門員、教育現場(田園調布学園大学人間福祉科など)で非常勤講師を務めた。
現在は介護労働安定センター研修講師・山野美容専門学校美容福祉にて非常勤講師。
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