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1.口から食べる大切さ

「口から食べる」行為には
大切な役割があります

脳を活性化

 見る、臭いを嗅ぐ、手を使う、噛む、飲み込むなどの動作で脳が刺激される。

口の中を清潔に保つ

 噛むことで唾液の分泌をうながし、口の中がきれいになる。

エネルギーの供給

 生命維持・肉体的活動に必要なエネルギーの供給をする。

食べること自体が筋トレになる

 噛んで飲み込む動作は、口の周りや首回りの筋肉を使う。

食事による満足感

 精神的な安定や、楽しさや喜びにつながる。

コミュニケーションを円滑にする

 家族や仲間とともに食事することで、社会活動への参加の機会が増える。

加齢による身体の変化で
嚥下機能も低下する

 加齢により、例えば下記のような「食べるための機能」に影響がでます。

  • 噛む力が低下する
  • 唾液の分泌量が減る
  • 飲み込む力が弱くなる
  • 咳で出す力が弱まる
  • 姿勢が変化する
  • 味の感覚が鈍くなる

口から食べられないと...

  • 十分な栄養がとれず、低栄養状態になるリスクが高まります。
  • 低栄養が続くと、体力や気力、免疫力も低下します。
  • 口から食べられない場合は、

    管を使って胃腸に栄養剤を送る方法
    (胃ろう・経鼻胃管)

    血管から栄養剤を入れる方法
    (点滴)

    などがあり、どちらの場合も口から食べることとの併用が可能です。

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