自動排泄処理装置
1.自動排泄処理装置とは
ベッドに寝たままの状態で排泄を処理する装置です。排便、排尿をセンサーが感知し、吸引、洗浄、乾燥を自動で行ないます。おもに寝たきりの人や、自力での排泄が困難な人が利用します。排泄物は汚物タンクに溜め、それをトイレに流します。
「自動排泄処理装置」は本体部分と、交換可能部分で成り立ちますが、その本体部分は公的介護保険において福祉用具貸与の対象となり、交換可能部分は公的介護保険の購入費支給の対象になります。

2.公的介護保険・福祉用具貸与の対象となるもの
介護保険法では下記のように定められています。
自動排泄処理装置
尿、または便が自動的に吸引されるものであり、かつ、尿や便の経路となる部分を分割することが可能な構造を有するものであって、居宅要介護者等またはその介護を行なう者が容易に使用できるもの。
交換可能部品(レシーバー、チューブ、タンク等のうち、尿や便の経路となるものであって、居宅要介護者等またはその介護を行なう者が容易に交換できるものをいう)を除く。
公的介護保険とサービス
コンテンツ一覧
介護にまつわる制度やサービスをわかりやすく解説