Q5.夕方になると、家にいるのに「帰る」と言い出すおばあちゃん
おばあちゃんは夕方になると、
自分の家にいるのに「帰る」と言って玄関 から出ていこうとします。
おとしよりはこう感じるよ
A
玄関にカギをかけて
出ていけないようにする
本当にそれでいいのかな?

外に出る
B
大人だから気がすむようにさせる
もう少し考えてみよう

おばあちゃんが外に出たら、家が分からなくなって帰ってこられなくなるかもしれません。また、おとしよりは目や足が弱くなり、転びやすくなっています。また交通事故なども心配です。
C
「いっしょにテレビをみようよ」
と声をかける
いいぞ、その調子!

おばあちゃんの好きな番組を知っていますか。ぜひ、さそってあげてください。
こんなふうにしてあげよう
「
だれかが話し相手になったり、家の中で好きなことを見つけると、外に行くことを忘れてしまうことがあります。
「認知症」になると、身体のいろいろな働きが弱くなることはありますが、心の力は強く豊かに生きています。美しいものを見れば感動しますし、好きな音楽を
人間はとしをとるまでの長い間、たくさんの苦しいことやたいへんなことをのりこえていきます。「おつかれさまでした。ゆっくり暮らしてください」そんな気持ちをこめて、自分にできることはあるのだろうか、どうしたら喜んでもらえるかを考えていきたいものです。

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