70歳代の視力は、20歳代の視力と比べかなりの視力低下になると言われています。それと同時に、目のレンズが褐色や黄色に変色し(黄変化)、目の病気も増えていきます。
高齢者の聴力は、症状の重い軽いはありますが、大部分の高齢者は難聴になっていると考えられています。
4.知っておきたい加齢のこと
まずは高齢者の身体について
知りましょう。
身体
お年寄りの目と耳

加齢による視覚と聴覚の変化を画像や音声で疑似体験できます。視覚・聴覚に配慮した高齢者とのコミュニケーションの工夫を解説します。
睡眠時間の減少

年齢とともに睡眠は変化します。健康な高齢者の方でも睡眠が浅くなり、中途覚醒や早朝覚醒が増加します。
また睡眠を妨げるこころやからだの病気にかかると、不眠症や睡眠時無呼吸症候群などのさまざまな睡眠障害が出現します。
参考:厚生労働省e-ヘルスネット
食事
水分補給が大切

高齢者は、若い人に比べて「喉の渇きを感じにくい」という特徴があります。高齢者本人が水分不足に陥っていないかよく確認し、適切なタイミングで水分補給を促したり、介助することが重要です。
生命維持に必要な水分の役割や水分補給の方法についての専門家によるコラムです。
介護食について

高齢になると、噛む力や飲み込む力が低下し、誤嚥のリスクが高まります。介護食とは、そのような高齢者のために、噛みやすく、飲み込みやすいように工夫された食事です。
食事は、おいしく楽しく食べられることが理想です。可能であれば家族や仲間と食卓を囲み、楽しい話題や季節感のある食卓にしましょう。
高齢者にとって嬉しい工夫を紹介しながら、食べ慣れた食材を使った飽きのこないレシピを掲載しています。
高齢者は複数の病気を抱え、薬が多くなりがちです。複数の薬による副作用の具体例、リスクのチェック、減薬の方法を解説します。
高齢者の家庭内の4大事故「転倒・入浴・