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【Q2】子ども(65歳未満)が親(65歳以上)と同居すると、親の介護保険料や利用料(自己負担)が増えますか?

A2

 同一世帯(同じ住所で家計を一緒にしている世帯)になると、保険料や利用料が増える場合があります。

解説

 介護保険の保険料や利用料に関しては、子どもと親が同居しているかどうかではなく、同一世帯かどうかが重要になります。

 同一世帯とは、「同じ住所で家計を一緒にしている世帯」のことです。行政の手続き上は住民票で同じ世帯になっていることをもって同一世帯とされることが一般的です。
 子どもと親の住民票が別々になっていれば、同居していても別世帯として扱われます。

親と生計が別なのにもかかわらず、住民票が同じになっている場合は、自治体の窓口で住民票を別にする手続き(世帯分離)をすることができます。

子ども(65歳未満)が親(65歳以上)と
同一世帯になる場合

介護保険料
(※1)
親が住民税非課税で、子どもが住民税課税の場合、同一世帯となることで親の介護保険料があがる場合があります。
介護保険サービスの自己負担割合
(1~3割)(※2)
子どもと同一世帯になることによる影響はありません。
高額介護サービス費
(利用料の月額上限)
(※3)
親が住民税非課税で、子どもが住民税課税の場合、同一世帯となることで高額介護サービス費(利用料の月額上限)の金額があがる場合があります。

子どもが親と同一世帯になったとしても、親の介護保険料や利用料(自己負担)が変わらないケースもあるわけね。
詳しくは、自治体の介護保険課に聞いてみよう。

※1介護保険料の計算方法は自治体によって違います。上記は国が示す標準的な保険料の計算方法に基づいています。

※2一定以上の所得がある第1号被保険者(65歳以上)は2割または3割負担となります。
2割または3割負担となる判定基準については、2割・3割負担判定チャートをご確認ください。

※3高額介護サービス費の詳しい説明については「高額介護サービス費支給制度」をご覧ください。

ほかの
「解決!公的介護保険の費用の
疑問Q&A」を見る

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