重度の介護サービス利用者が増える中でのリスクマネジメント
病院に入院していた高齢者が急性期を脱すると、早期に地域・在宅へ送り出すしくみが強化されています。
退院後、施設に入所するケースも多く、入院期間が短くなるにつれて、施設での「療養」に比重が高まっています。また施設側も経営の安定性から「中重度者」を受け入れざるをえません。
利用者に対して、施設内で高まる療養ニーズとそのリスクマネジメントについて6回にわたって考えていきます。
プロフィール
執筆
昭和37年群馬県出身。介護福祉ジャーナリスト。
立教大学法学部卒業後、出版社勤務。雑誌・書籍の編集業務を経てフリーに。
高齢者の自立・介護等をテーマとした取材、執筆、ラジオ・テレビ出演、講演等を行なっている。
著書に『介護事故・トラブル防止完璧マニュアル』『全図解イラスト 認知症ケアができる人材の育て方』 (ぱる出版)など多数。