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辞めない介護現場づくり

第1回 どんな人材を、どうやって採用するか?

<ポイント1>「辞めない人を選ぶ」ということの大切さ

 財団法人介護労働安定センターが実施している「介護労働実態調査」の平成23年度版を見ると、介護現場全体の年間離職率は16.1%となっています。前年度と比較して持ち直しは見られますが、離職者のうちの7割強が入職後3年未満という「一人前になる前に辞めてしまう」状況はなおも続いています。
 人が育たないというリスクを回避するには、入り口となる「辞めない人材を雇う」点をもっと考える時代に来ているといえます。
 慢性的な人手不足の折、人を選んでいる余裕はない──という考え方も根強いでしょう。しかし、「誰かが辞める」ということは、現場のチーム体制をゆがめ、退職リスクが伝染しがちです。結果として人手不足悪化を防ぐためにも、採用という入り口に気を配るべきです。
 人材選びで注意したいのは、「ある程度の業界経験があるほうが仕事の流れも把握しやすいので、辞めるリスクは減らせる」という誤解です。介護業界は法人ごとに職場文化がまちまちで、前の職場経験をベースにして採用した場合、採用された側に前職場との比較で「勝手が違う」という気持ちが生じ、ズレが大きくなって、逆に退職に至るということにもなりかねません。
 大切なのは、自法人と本人の考え方をていねいにすり合わせていくことであり、未経験者の場合「業界に染まっていない」分、すり合わせがスムーズにできることもあります。

第1回 どんな人材を、どうやって採用するか?
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